こんにちは、ウシオです!
この度、社長とおたむさんペア&ウシオでオリジナルアロハシャツを作ってみました!
今回の染めの方法はインクジェットプリントです。
オーダーメイド商品について、もっと身近に感じて頂けたらと思い
ビギナーのウシオ個人の目線も交えなるべく丁寧に手順や様子を書いていきます。
少し長くなってしまうかもしれませんが、よかったらお付き合い下さいませ。
タイトルからもお察しの通り、この記事、続きます!
なおかつ、ブログ執筆:社長とウシオとで分かれています…。
社長&おたむさんは、下絵を元に
イラストレーターで絵を再現する方法。(詳しくは後日社長執筆の記事にて!)
ウシオは、手描きの絵をそのまま取り込む。というやり方です。
最初の工程が違いますので、順々お楽しみに。
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■オリジナルアロハシャツをつくろう!その1【下絵編】
オーダーメイドにとって欠かせないもの。
それは下絵(下描き)です!(ウシオ談)
「赤いりんご」を思い浮かべてみます。どんなりんごが出てきますか?
あかい、にも色々な色があり、かたち、にも様々なものがあります。
その「あかい」や「かたち」の特徴を伝えようとするとき、言葉で伝えるのは至難の業です。
そんな時の下絵です。下絵は心強い!
色についてはカラーコードという下絵以上にとても心強いものがあります。
ざっくり説明すると色に番号が振られていて、
曖昧な色の表現をさけることができます。
では下絵へ!
【右袖と衿】・・・ピンク水玉
【左袖とヨーク】・・・きみどり水玉
【胸ポケット】・・・ハート
【表左】・・・ポロシャツの素材柄
【表右】・・・垂れた絵の具
【背面】・・・翼
そのまま取り込むために描いたイラストです。
1.【右袖と衿】ピンク水玉 2.【左袖とヨーク】きみどり水玉
キャンバス生地にアクリル絵の具で描いてます。
3.【胸ポケット】ハート
シャンタン生地にアクリル絵の具。
4.【表左】垂れた絵の具
スケッチブックにアクリル絵の具。
5.【背面】翼
キャンバス生地にアクリル絵の具。
6.【表左】ポロシャツの素材柄
これは本物のポロシャツ(服)です。そのまま取り込みます。
今回インクジェットプリントでアロハシャツを作るにあたって、
イラストレーターで作成したデザインを使うやり方 と
手描きデザインを取り込んで使うやり方 を
ざっくり説明させて頂きますと
前者がPCソフトでデザインデータを作成→プリント(染め)
後者がアナログデータをPCに取り込む→画像編集(色調整・ゴミ取り)→プリント(染め)
になります。
手描きデザインを取り込んで使うやり方のメリットとしては
アナログイラストの風合いを生かして使いたい方や、PCでデザインを作れない方でも
自分のデザインでこだわれるやり方です。
逆にデメリットは、デザインを取り込む際に色のズレが生じることや
細かなゴミ・影などが映ってしまう点などがあります。
例えばこのピンクの水玉柄…
左はスキャナで取り込んだ色で、右は本物により近付けた色です。
すごい差です。ピンクは特に色ブレやすい印象でした。
今回ウシオはカンバス布地やポロシャツなどの布地を取り込んだので
布のシワや、その影、繊維のゴミのようなもの、などが写りこんでいますが
敢えてシワの感じや生地感などの凸凹をプリントしてみたら面白いんじゃないか?
と思いそのまま取り込んでいます。
冒険した分一体どんな仕上がりになるんだろう、という期待半分、
とんでもないものになっていたら……。という気持ち半分。ドキドキです!
それでは次回、【プリント&縫製(ほうせい)編】で!
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