沖縄県、石垣島にて
2019年7月25日.26日に令和元年の豊年祭が行われ、
ノムラアートプラントは石垣(いしゃなぎら)旗頭部会の
皆様の衣装をお手伝いさせていただきました。
石垣島を含む八重山諸島の豊年祭とは
来夏世の豊作、地域住民の健康を祈願する1年間で最も重要な行事だそうです。
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003862.aspx
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そして、
今回衣装のお手伝いをさせていただくにあたり、
皆さんがどんな想いで豊年祭を行われているのかを調べていた所、
2014年
宮鳥御嶽で字民の健康を祈願し、初めてとなる「頭興し」を行った際に
いしゃなぎら旗頭部会の内原総責任者さんが
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いしゃなぎらの頭持ちは、
粋な気風と地域貢献の心構えで諸活動に取り組んできた。
先人が築いた旗頭を継承し、
字の隆盛と字民のご多幸を祈り、新春の頭興しを行う
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と宣言された
新聞記事を発見しました。
(掲載記事)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/24067/
実は私たちが衣装をお手伝いさせていただくのは今回で2回目。
初めてお手伝いさせていただいたのは10年前の事でした。
当時の担当、下地様、石垣様らからの依頼内容は、
「今使っている衣装には、先人たちの地域に対しての熱い想いと、
祭に使用するにあたっての工夫が入っているので
それを出来るだけ忠実に再現してくれる所を探してるんだけど、そちらで出来ないか?」
というものでした。
そして今回、
担当の方は代替わりされましたが、
以前と同じように
「前回弊社がお手伝いした祭り衣装には先人たちの地域に対しての熱い想いと、
祭に使用するにあたっての更なる工夫が入っているので前回の様に再現出来ないか?」
との依頼でした。
まさに宣言されたままの依頼内容でした。
そんな「いしゃなぎら旗頭部会」様方より
お写真とともに文章をいただきました。
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制作して頂きました旗頭着を着てお陰様で無事に終える事が出来ました。
いつかまた新たな新人達が追加新調したいという日が来るかと思います。
これまでも、そしてこれからも石垣の方々が、
今年の五穀豊穣に感謝し、来夏世の豊作、地域住民の健康を祈願する。
そんな1年間で最も重要な行事のお手伝いを
私たちノムラアートプラントにお任せいただいている事に心から感謝しています。
次回も選ばれる私たちであり続けるよう精進し続けます。