新人おたむ日記

京都で布製品のオリジナル製品の製造卸販売を営んでおります ノムラアートプラントと申します。
このブログでは今まで弊社にて製作致しました製品の製作実績+猫情報を掲載してまいります。 拙い点が多々あるかと思いますが、ごゆっくりご覧頂ければ幸いです

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オーダーメイド品のご依頼はノムラアートプラントまで
お気軽にお問い合わせください。

2016年09月

以前、このブログでご紹介いたしました風呂敷を見ていただいたお客様より
同様の風呂敷のご注文をいただきました。
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寄り添う二人を思い起こさせる二枚の風呂敷は結婚式の引き出物としてぴったりです。

今回の風呂敷は以前ご紹介したものと似た色合いですが、少し異なり柿色利休色
以前ご紹介したものはオレンジ色抹茶色でした。
一越織風呂敷は全部で15色よりお選びいただけます。
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特徴的な凹凸のある一越ちりめん生地。
行書体で書かれたお名前の細かな部分までくっきりとプリントされています。
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裏側は写真のようにやや透けて見えるような仕上がりです。
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チャック付きの個別袋入れてのお届けです。


名入れ、ロゴ入れに関しましては
カスタムメイド風呂敷をご覧ください。
ノムラアートプラントまでお気軽にお問い合わせください♪
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オーダーメイド法被のご依頼を頂きました。
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シックなデザインがバーの雰囲気にもマッチします。

衿文字は名刺の画像を頂き、トレスいたしました。
横書き文字の風合いを損ねないよう横向きのままのデザインです。
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生地は綿100%の中厚生地。
加工はインクジェットによるフルカラー染色です。

裏抜けは写真の通りほとんどなく法被の内側は白いままの仕上がりとなります。
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OPP袋に入れてお届けです。

オーダーメイド法被(はっぴ)
カスタムメイド法被(はっぴ)のお問い合わせは
ノムラアートプラント まで
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チャボのブログをなかなか書くことが出来ずに
「ちゃぼの糖尿病日記 その46 (2016年8月28日投稿)」から
5年の間投稿していませんでした。。
ご覧頂いてる方本当に申し訳ありません。
そして、「ちゃぼの糖尿病日記」を今も読んでくれている方に感謝してます。
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【このブログは2021年9月10日にアップしております】

前回の続き・・・
脳のMRIを一刻でも早くしたいという思いが先走る。
一方でチャボの今の現状からMRIする際、
全身麻酔で命を落とす危険性を考えると後ろ向きになる自分。

チャボの為、一刻も早く治療法を探すことが大事だとMRIを決断する
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▲入院中に毎日面会に行く中、立ち上がって少し元気な姿を見せてくれたチャボ。

脳のMRIを受ける所は、
第二次医療専門の動物病院。
高度医療機関になる。
普段行っている動物病院では専門でないので詳しく調べる事ができない。

命の危険はいつ起ってもおかしくない状況。
すぐにでもMRIを受けたいが予約をとれる日が4日後。
私にとっての4日後、チャボにとっての4日後は
非常に長い時間のように感じた。

今のチャボの体調や痙攣発作を考えると
命の危険性が非常に高く常に命を落とすという不安がよぎる。
ちゃぼは4日耐えてくれた。
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▲痙攣のせいで前足の左手が曲がった状態のチャボ。

MRIを受ける前日
チャボを病院から自宅へ連れて帰る。

チャボの苦しんでいる表情、痩せている姿
衰弱している姿をみて
涙が止まらず、私の力ではチャボを苦しみから救う事が出来ず
チャボのそばにいる、なでる事、声をかける事しか出来なかった。
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▲入院する前のチャボ。この頃もずっと病魔と戦っていたチャボ。

当日の朝。
急いでMRIを受ける病院へ向かう。
病院につき受付をすませる。
MRIを受ける前の体調チェック、前検査がある為
看護師さんがチャボを連れて中へ入る。
私は死ぬかもしれない恐怖が一気に押し寄せて涙がとまらない。

担当医になる先生からMRIを受ける前の説明をしてもらう為、部屋に呼び出される。

その先生は、
『正直、今のチャボちゃんでは体調面を考えると体力的にMRIを受けるのは非常に危険な状態です。』
『MRIを受ける際、動かない為に全身麻酔をします。』
『今のチャボちゃんに全身麻酔をしたら死んでしまいます』
とはっきりと言われる。

私はずっと泣いていた。
MRIを受けても受けれなくても、チャボが危険な状態には変わりない。
泣いてる私を見て先生は優しく気遣ってくれる
先生 『チャボちゃんは普段おとなしいですか?』
私   『とてもおとなしくて温厚です』
先生 『じゃあ、全身麻酔せずにMRIで撮れるとこまでやってみます。』
私  『本当ですか?本当に本当にありがとうございます!』

全身麻酔で命をおとすリスクはなくなった。
その先生の言葉に胸いっぱいでまた泣いてしまった。
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▲この時脳炎から痙攣をおこし、目のかたちを見ても険しい状態。

最後の頼みの綱は、
MRIで原因を見つけることしか残っていなかったので
全身麻酔せず、MRIを撮って頂ける事は
私にとって先生の最後まであきらめずやれるところまでやってくれる誠意と
先生の優しさに心から触れ心から感謝しとても嬉しくて泣いたのを覚えている。

MRIを受けている間にも
点滴・処置などを施してもらう。
待ち時間、チャボと出会った事、昔の思い出が
走馬灯のようによみがえり、胸がいっぱいになり涙がとまらない。
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▲昔のちゃぼ。元気だった頃。糖尿病中だったけど毛並みも綺麗。

検査が終わり
診断の説明をされる。
どんな結果なのか
早く知りたい
でも結果が最悪な場合、受け止めれるのだろうか・・・・
そんな入り混じった気持ちで部屋に入る。

脳のレントゲン写真が何枚も貼りだされていた。
診断は、脳腫瘍ではなく以外にも脳炎だった。
先生いわく、鼻から何かしらの菌が入り、そのまま脳に移ったと。
脳炎の場合は、手術が出来ないらしく薬を飲んで直すしか方法がないと。
脳炎なら治れる場合があるとの事でその話を聞いてその時は心からほっとしたのを
覚えている。

ただ脳なので、飲む薬が脳にまでうまく届きにくく
ちゃぼの場合は、糖尿病を患っているため
なかなか上手く治る保証がない。

ただその時は助かる見込みがあるとのことで
小さな希望を持つことができ心から嬉しかったのを覚えている。

家での闘病生活と介護生活が始まる。



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